痛みを伴う病気―頭痛・膝痛・腰痛 ①

一説によれば、人が病院行く理由で最も多いのは、『痛み』だと言います。
確かに様々な症状の中でも、痛みは最も耐えがたいものです。

怪我や火傷で生じる急性の激しい痛みは勿論のこと、頭が痛い、腰がだるくて痛い、膝が痛いなど漫然と続く痛みも人を苦しめます。
痛みを和らげるだけであれば、消炎鎮痛剤を使用するのが最も簡単な方法です。

しかし、薬はその場しのぎの対処療法にすぎません。
一時はおさまったとしても、すぐさま痛みはぶり返してきます。
そうなのです。 
痛み止めでは原因解決にはならないのです。
 
痛みの対処法で重要なことは、痛みを再発させないことなのです。
吐き気がしそうなほど、頭痛がひどい場合は、薬を使うのも仕方ありませんが、痛みがおさまったら、必ず再発を防ぐためのセルフケアを行いましょう。
そうでないと、消炎鎮痛剤と縁を切ることが出来なくなります。

今回からシリーズで、頭痛・膝痛・腰痛の根本対処法について述べていきたいと思います。

今回は頭痛についてです。

一般的に多いのは緊張型頭痛と呼ばれるものですが、精神的な疲労や無理な労作姿勢が引き金となって起こります。
心身へのストレスは交感神経の緊張を招き、頭から首、肩にかけての血流を悪化させます。
筋肉が強く緊張すると、頭重といわれるような鈍い痛み、頭を締め付けられるような重苦しい痛みが生じます。
1日中デスクワークをしている時などは、特にこのような痛みが起こりやすくなります。

その後、ホット一息ついた時、または、体温が温まった時に現れるのが、偏頭痛のズキンズキンという痛みです。
ストレスから解放されると副交感神経が優位になって、それまで縛られていた血管が拡張します。
血管を拡張するプロスタグランジンという物質は、痛みをもたらす作用もあります。

つまり、頭痛の痛みは、ストレスから解放され血流が再開した時に生じる治癒反応というわけです。

定年退職後、急に調子が悪くなる方がいるのも、この原理からです。
痛みがある間は、「これは体が治ろうとしているサインなのだ」と思うのが良いと思います。  つづく・・・

 痛みを伴う病気―頭痛・膝痛・腰痛 ①

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